牛乳パックの再生紙を使った2作品(大地のみどり展1991年8月)
by
薄 俊也 (Shunya Susuki)
パック連(牛乳パックの再利用を考える)九州ネットワーク主催の「大地のみどり展」に2作品を出展する。

マネキンのヒップに赤手形の作品は、当時、日仏学館でフランス語を習っていたときのフランス語の先生、オリビエ氏のもの
牛乳パックが、地球のマグマに溶け込むがごとく、再生紙に生まれ変わろうとするところを表現しました。

作品名「愛せよ!地球(LOVE EARTH)」
一本の牛乳パックを斜めに切断し、その二分割された2つのパックを再生紙に埋め込み、再生紙にはパックを中心に波紋状にケバを入れることで、パックが溶け込んだイメージを表現しました。

「LOVE」という製品名を使って、「LOVE EARTH」というコピーを作りましたが、その後、このコピーは、いろいろなところで使われています。
もう一つの作品、再生紙の水墨画です。

この作品に対して、フランス人のオリビエ氏は「中国の技法を使ったもので、新しいところがない。」と、まったく関心を示さなかったのですが、上の作品については絶賛してくれました。


「地球にやさしく!私の作品集」に戻る