「時効のピエロ」
1990年12月
腕時計をし、サンダルを履いた「時効のピエロ」(透明人間)が、
雲から伸びてきたブランコに乗ってタバコを吹かしながら、
自作の絵を披露しています。
作品説明(出品申込書の抜粋)


「途中まで完成している高架の高速道路が,
景観を損なうという理由から、その延長部分で半地下になろうとしています。
そうなると、海と陸の間には大きな溝と壁ができ、海を見るためには陸橋を渡らなければなりません。
もし、時計が逆に回ったとして、
もう一度考え直してみませんか。


老人、子供、そして体の不自由な方々など、だれでもがスムーズに海へ行ける方法を・・・

たとえば、
景観に配慮した高架の高速道路!

そうすれば、だれもが高架下を平面的に海へ移動でき、かつ、広場、ゲートボール・テニスコート、公共駐車場等が高架下にできるのに。・・・・・」

時効のピエロは、

つぶやいているのです。
正面↑ 絵画の拡大↓ 側面↑


もし、時計が逆に回ったとして、もう一度考え直してみませんか。
「時効のピエロ」 
by
薄 俊也 (Shunya Susuki)

平成2年度福岡市職員作品展(福岡市庁舎15階)より

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