インテリジェント・チェアー・プロジェクト
マウスやキーボードの操作による肩こりを解消するための椅子の提案(2008.07.28)
by 薄 俊也 (Shunya SUSUKI)
このプロジェクトの目的

パソコンの前でマウスやキーボードを操作する姿勢は、片手または両手が前方に伸びるため、前のめりになり肩や背中が丸くなってしまいます。この状態を長い時間続けていると、肩のまわりの血液の循環が悪くなり、肩こりになります。
そこで、従来のマウスやキーボードを操作する姿勢を改善するために、新しい椅子を提案します。

第1の実験
(マウス操作を椅子の肘で行う場合)

まず、左の写真のように椅子の肘にマウスパッド用の台を取り付けてみました。(2008.07.15)
左の写真のように、椅子の肘に取り付けられた台にマウスパッドを置き使用してみると、自然な姿勢でマウス操作ができました。
第2の実験
(キーボード操作を椅子の肘で行う場合)

キーボードは右手および左手のそれぞれの操作範囲が固定されているため、左の写真(CG)のように2分割することができます。

コンピュータ・グラフィックによる想像なので、使い勝手の検証はできませんが、マウス同様に自然な姿勢でキーボード操作ができると考えられます。
今後、実際にキーボードを2分割して、実験したいと思います。


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