Asian City Journalist Conference and My Invention
アジア都市ジャーナリスト会議(2007.08.01)アクロス福岡国際会議場にて

自作のカメラ回転装置を円卓の中心に据え、円卓の脇に配置した操作盤を自ら操作しながら、前方右側スクリーンに20人のパネリスト(アジア太平洋都市サミットの各会員都市で活躍している10人のジャーナリストを含む)を映し出しました。
(左写真参照)

会議終了後、その仕掛について質問が相次ぎましたので、お答えいたします。

遠隔操作の種明かしは、釣り糸です。およそ4m離れたカメラ側と操作側の回転する円柱(同一半径)二つに、釣り糸を同一方向で数回巻きつけ、その糸の張力によって操作をしました。

当初、電動のものを考えていましたが、「子供たちが、揚水ポンプに取り付けられた大きな輪を遊びで回転させながら、電気やガソリンを使わず井戸から水を汲み上げる」という南アフリカの持続可能な水汲みの話に触発され、手動にしました。
BBC NEWS 参照

また、パネリストを絶えず前方スクリーンに映し出す演出は、観客にパネリストとの距離を擬似的に縮める効果をもたらしたようで、評判がよかったです。

(注)この演出を円卓外側からカメラ2台でパネリストを撮るという従来の方法で行なうと、50万円ぐらいかかるそうです。因みに、自作の本装置は実費で5千円ぐらい。
The DV-CAMERA Remote Control System is my invention that I made by myself.
1st August 2007

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