オリンピック競技施設のための新しい考え方   
逆位相型客席の概念図(CG)
by 薄 俊也 (Shunya Susuki)  2006年2月作成
オリンピック・スタジアムのように多数の観客を収容しなければならない競技会場lは、客席を
ひたすら後方へ高く積み上げるしかなく、その結果、巨大な建物となってしまう。
そこで、観客席の途中から逆バージョンで前方へ迫り上がる新しい考え
(逆位相型)を導入すると、次のようなメリットが生まれる。

●フィールドが見やすい、コンパクトなスタジアムが可能となる。
●逆位相型客席は、屋根の構造体(立体トラス)の一部になるため、
 約半分の屋根面積で、同数の観客席部分をカバーすることが可能になる。

(博多座担当時(1995年)に発案したものを福岡オリンピック・メインスタジアム用へアレンジ)
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