eラーニング「英語リスニングの基礎トレ」
by 
薄 俊也 (Shunya Susuki)
最終回 2009.03.27 ブラインドタッチのタイピングでトレーニング

 ここまでトレーニングを続けられた方は、
リスニングのトレーニングなのに絵をかいたり声を出したりで、
聴覚中枢以外の脳を動かすトレーニングが多かったことにお気づきかと思います。

実は、聴覚以外の脳の部分を動かしながら、リスニングをすることが
リスニングを向上させる上で非常に重要であることがわかってきています。

たとえば、
英語の音声を聞き取れないまま聞き続けると、眠たくなった覚えはありませんか?
ただ聞いているだけというのは、集中力が途絶えがちになるのです。

ある程度の英語の音声が聞き取れるようになったら、その音声を脳に刻み込むために、
「絵をかく」「声をだす」、「書き取りをする」などの
何らかの作業が、リスニングの際の眠気防止、否、集中力を養うことに繋がるのです。

作業とは体の一部を動かす一種の運動です。
一般的に、自転車に乗ることを一度覚えると一生自転車に乗れるように、
運動中枢はベストの状態を記憶することに優れていると言われています。

それで、
第4回から第9回まで、この運動中枢が関与するトレーニング方法をご紹介してきましたが、
最終回も、同様にタイピングという作業を伴うトレーニング(パート1・2)をご紹介します。


まず、次の音声データをクリックして、英語の文(9秒)を聴いてください。

音声データ

いかがでしたか。聴き終えた後の感触を覚えておいてください。

上の音声データは、DVD「DISCOVER Fukuoka City」の英語リスニング教材20です。



それでは、今回のトレーニングに入りますので、以下をクリックしてください。

トレーニング道場へ



トレーニングが終わったら、もう一度、以下の同じ音声データを聴いてください。

音声データ

いかがでしたか。最初に聴いたときと比べかなり聴き取れたのではないでしょうか。

同様の方法で、残りのDVD「DISCOVER Fukuoka City」の英語リスニング教材
音声データに挑戦してください。

 今回で、このシリーズは終了しますが、今までのトレニング方法を他の英語の教本にも応用し、
リスニング力を伸ばしてください。

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eラーニング「英語リスニングの基礎トレ」のトレーニング道場(パート1)-タイピングでトレーニング

まず、タイピングの基礎練習です。

 以下の図表ように、左右の人差指をそれぞれ小さな突起などが付いている「F」と「J」のキーに置き、左手の中指、薬指、小指を「D」「S」「A」、右手の中指、薬指、小指を「K」「L」「;」のキーにそれぞれ置いてください。両手の両親指を除いた八本の指を主に使い、親指はスペースキーを担当します。

 「F」と「J」にある突起を頼りに赤丸の位置をホームポジションとすることで、キーボードを見ずに位置の確認や復帰が可能となります。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

  • 左手小指:「Q、A、Z」およびその左側のキー全て
  • 左手薬指:「W、S、X」
  • 左手中指:「E、D、C」
  • 左手人差指:「R、F、V、T、G、B」
  • 右手人差指:「Y、H、N、U、J、M」
  • 右手中指:「I、K、,」
  • 右手薬指:「O、L、.」
  • 右手小指:「P、;、/、@、:、\、[、]」およびその右側のキー全て

では、練習です。

練習−1

キーボードを見ながら、以下の全アルファベットを一文字ずつ声を出しながら
5回タイプしてください。


A・B・C・D・E・F・G・H・I・J・K・L・M・N・O・P・Q・R・S・T・U・V・W・X・Y・Z



いかがでしたか。
Tのように斜めに指を持っていくところが、
難しく感じられたのではないでしょうか?



しかし、慣れてくると左手の人指し指をTの位置に持っていくという感じではなく
下図のように左右の手の形状になるときが
Tというような感覚が身についてきます。



次に、ブラインドタッチに挑戦です。

練習−2

アルファベットの位置を覚えるというよりは手の形状を覚えるつもりで
キーボードをなるべく見ずに、以下の全アルファベットを一文字ずつ声を出しながら
5回タイプしてください。


A・B・C・D・E・F・G・H・I・J・K・L・M・N・O・P・Q・R・S・T・U・V・W・X・Y・Z


以上の練習を毎日続けているとブラインドタッチが自然にできるようになります。


それでは、次の英語の文章を音読してください。

 Fukuoka City is committed to promoting the robotics industry, mainly at the Robot Development and Practical Testing Special Zone.

次の日本語の文章を、イメージを浮かべながら音読してください。

 福岡市では、「ロボット開発 実証実験特区」を核としたロボット関連産業の振興に、積極的に取り組んでいます。


それでは、パート2に進んでください。

パート2へ進む

























































eラーニング「英語リスニングの基礎トレ」のトレーニング道場(パート2)-タイピングでトレーニング

「連続再生」にセットしたWindows Media Player で以下の音声データを、
繰り返し聴きながら、Wordにタイピングしてください。

音声データ

Wordは、スペルを「スペルチェック」で確認できますので、臆せずタイプしてください
できれば、ブラインドタッチに挑戦してください

手の形状がイメージできるようになれば、
例えば下図のようにTHETHE
一連の動作としてタイプすることが可能になります。



Wordへのタイプが終了したら、以下をクリックして英語の文章と照合してください。

音声データの英文へ






































音声データの英文
 Fukuoka City is committed to promoting the robotics industry, mainly at the Robot Development and Practical Testing Special Zone.
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