eラーニング「英語リスニングの基礎トレ」
by 
薄 俊也 (Shunya Susuki)
第5回 2009.02.13 絵をかいてトレーニング(その2)

第4回の問題-4はいかがでしたか?

今回は、日本語の文章を先に読んで、そのイメージを絵にかき、最後に英語の音声を聴きます。

  通常の英語の教本は、聴き取れていることが前提になっているため、英語を聞いて最後に英語や日本語で確認するのが一般的ですが、ここでは、逆のパターンを練習します。

まず、次の日本語の文章を数回声に出して読んでください。。


 福岡市は、中国大陸や朝鮮半島に近いという地の利に恵まれ、古くから、貿易や文化交流の窓口としてさまざまな分野で交流を重ねてきました。

上の日本語の文章から、頭に浮かんだイメージをノートに描いてください。

参考例

その絵を思い浮かべながら、次の英語の文章を数回声に出して読んでください。

 Advantageously located close to China and the Korean Peninsula, the city has served as a gateway for trade and cultural exchange for many, many years.


最後に、ノートの絵を見ながら次の音声データを聞いてください。

音声データ

皆さん、かなり難しい英語の文章でしたが、結構、聞き取られたのではないでしょうか?


下図のようにこのパターンにおいても、情景(イメージ)と英語音声を直接結びつければ、
日本語プログラムの妨害を受けずにリスニングができると考えています。(私の仮設)
また、今回は絵をかくという他に音読という脳の作業が増えています。
その分、イメージの定着がよくなっていると思います。

 次回は、「絵をかいてトレーニング」の応用編で「カルタを作ってトレーニング」をご紹介いたします。

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参考例
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