eラーニング「英語リスニングの基礎トレ」
by 
薄 俊也 (Shunya Susuki)
第6回 2009.02.13 カルタを作ってトレーニング

第4回及び第5回の応用編です。

今回は、次のDVD「DISCOVER Fukuoka City」から作成した2つの(1)と(2)の教材をベースに
60枚のオリジナル・カルタを制作し、それを使ってリスニングのトレーニングをするものです。

(1)DVD「DISCOVER Fukuoka City」の英語リスニング教材

(2)上記のカルタ作成用紙

第4回又は第5回のやりかたで、(1)の音声データのイメージを、(2)の用紙の左欄にかいてください。

  絵は、上手くかく必要はありません。思いついたまま単線で結構ですから、(1)のリスニング教材の一例文ずつ順番に(2)のカルタ作成用紙15枚にかいてみてください。 全体で60の例文がありますので、一日一例文ずつ作成すれば2ヶ月で完成です。

  出来上がった(2)のカルタ作成用紙を1枚ずつ両面にコピーすると両面の点線は重なるようになっていますので、点線に沿って切ると二組の同じカルタが出来上がります。
次に、この2セットのオリジナル・カルタを使ったゲームの例をご紹介します。

1人用
1セットのカルタをご自分の前に適当に並べ、もう1セットを読み手の方に渡し、英文を読んでもらう。 読んでもらう人がいなければ、パソコンに予めインストールしていた音声データに従いながらカルタをとる。 さらに、CDやMD等でランダムな順番で挑戦する。

複数人用
マイ・カルタを各々自分の周りに並べ、上記の場合と同様に進めるが、だれが一番早く取れたかの判断が難しい場合のために、複数人の中央に1枚別のカード(何でもよい)を置き、読まれたマイ・カルタを取って、かつ、そのカードを早く取れた者を勝ちとする。
なお、CD付きの英語の参考書をお持ちならば、同様の方法でカルタができます。
参考例:修猷館高校の出前講座(2008年10月25日)

カルタの種類を増やしながら、リスニングを強化してください。

 次回は、音読によるトレーニングをご紹介します。

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