コンピュータグラフィックス 「人にやさしい村は地球にもやさしい」
by
薄 俊也(Shunya Susuki)
 未来都市アイランドシティの全体想像図等をテーマとする「読売コンピュータグラフィックコンテスト」〔2001年11月〜2月読売新聞西部本社主催、福岡市と博多湾開発(株)後援〕への出品作品(中央CGの拡大図へリンク、及び、以下に文字部分のアップを表示)
人の歩く速度にあわせた環境の創出
1 当地区内の鉄軌道の駅は1つとし、ツェルマット、ディズニーランド及びベニスと同様にメイン・エントランスはここ一か所とする。
2 ガソリン自動車の進入禁止。電気自動車(時速20km以下)は営業用のみ。
3 駅から中央の広場までの間に商業施設を配置し、広場周辺に幼・小・中・高学校を配置する。学校の運動場は広場とつながり、住民も使用できる。
4 エントランスや広場の南北軸線上の最北にシンボルとなる世界中の学生を対象とする環境情報大学(大学入試はないが、中間試験は厳しい)を配置する。
5 中水利用の雨水を貯める運河や池を中央広場の周囲に巡らせ、その外側に電気バスが運行する環状道路を設置。また、周辺の海浜公園には中央広場から放射線状に行くことができる。
6 駅に接して南側には高度医療福祉施設および自然環境公園を設置する。
7 北側に高層の建物、南側に低層の建物を配置し、屋根や外壁に設置された太陽電池パネルから効率良く太陽エネルギーを吸収する。
8 敷地造成も北から南へとゆるやかに下がる勾配とし、ディスポーザーで処理された生ゴミが効率良く燃料電池発電所へ流れ込むシステムとする。
9 7及び8とともに電力エネルギーの自給自足をねらい風力発電施設も検討する。下図参照
radix(ラーディクス)No.29(九州大学全学共通教育広報 2001.6.30)参照
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